ハワイ旅行でレンタカーを借りるようになって20年以上過ぎました。ハワイでの運転ルールやマナーが日本と同じことや異なることを経験・体験したことを書いてみました。
ハワイでレンタカーを借りたいとお考えの方は、読んでみてください。
上記は、ハワイの救急車です。旅行中見かけたら進路を譲りましょうね。アイキャッチ画像の黄色い車は、消防車です。
基本的なこと
- ハワイのレンタカーの運転席は、左側、走行車線も日本と反対です。
- 信号機のない交差点は、到着順に通行します。
- ハワイの高速道路(H1、H2、H3の3つある)は、通行料金は無料。
- 歩行者用信号機のない横断歩道は、止まらなければならない。(もちろん、「横断者がいれば」ですが、このルールは日本でも同じですが、歩行者優先のルールが日本より厳しいようです。)
- ハワイでは、赤信号でも右折できる。左折はダメ。
- 駐車場内の縁石にペイントがある場所では駐禁の切符を切られる場合がある
ハワイの走行車線やハンドルは日本の逆
ハワイの道路の走行車線が日本と反対であることや運転席が左側のことはご存じだと思います。ワイパーやウインカーも逆になります。アクセル・ペダルやブレーキ・ペダルの位置は右ハンドルの車と同じ位置です。
じゃ、反対だとどういう不都合があるかと言うと、
- 車を運転する時、つい右側(ハワイでは右側は助手席)に乗ろうとしてしまう。(多分、いつも助手席に乗っている奥様は、運転席に乗ろうとします!(^^)!)
- ウインカーとワイパーの操作を間違える(これはハワイより帰国後に自分の車でやってしまいます)
- バックで後ろに振り返る時、習慣的に顔は左から振り返ってしまう。(日本では運転席が右なので左から振り返るほうが見やすいですね。でもハワイの運転席は左です。左から振り返ると窓が邪魔です。さらにヘッドレストがあるので窓に挟まれた僅かな隙間から見るはめになります。右から振り返ろうとしますが、体の動きがぎこちないですよ)
- 交差点で右折・左折する時、反対車線に入ろうとしてしまう
実は、4番目が一番厄介です。 何度かハワイで運転していると慣れてくるのですが、数回程度では日本の道路状況に慣れているため体が自然と反応し、右折では奥側の車線、左折では手前の車線に入ろうとします。(日本でなじみのある側の車線に行こうとしてしまう) ハワイでは、走行車線が逆なので右折は手前の車線、左折では奥側の車線に入ります。対向車が止まっていれば走行車線がわかりますが、止まっていないと、つい間違えそうになります。 (これを頭の中でシュミレーションする時は、左側の運転席に座っているつもりでどうぞ)
信号機のない交差点の通り方(到着順のルール)
信号機のない交差点での通り方は、その交差点に到着順に通行します。つまり、交差点到着時に他の交差点(4差路なら正面と左右)の停止位置に全部車が止まっていたとすると、どの車が最初?に着いたとか、2番目はどれ?かわかりませんが、自分が最後(4番目)と言うことはわかります。
到着順は知らなくても、次は自分の番だということは待っている人はわかります。自分の順は、4番目なので前の3台が行けば、次が自分になります。地元の方はこのルールで走行していますので順番を守って走りましょう。
信号機のない交差点は、すべて同じです。3叉路でも4叉路でも理屈は同じになります。
信号機のない交差点の写真がなかったので↑を載せました。直進3車線と一番左が左折ラインです。
ハワイで左折(日本で言う右折に相当)する時は、直進が青信号になる前です。日本で言う右折(ハワイの左折に相当)は、直進が赤になった後矢印がでて、左右が青になるまでの時間ですね。ハワイは、先に左折(日本の右折)の矢印がでます。その左折が赤になり直進が青になります。
順番が違うので知っておきましょう。すぐ慣れます。左折の青の時間は道路幅や交通量によると思いますが、日本と大差ありません。
ハワイの高速道路は、H1、H2、H3の3つ
ハワイ・オアフ島に高速道路は、
H1(東西に走っていて最も交通量、車線数の多い道路。多いところ(空港から合流した当たり)では6車線にもなります。)
H2(H1のワイケレ・プレミアム・アウトレット出口の手前、大きな看板が目の前に見えるのでわかりやすい)
H3(この~木何の木、気になる木♪で有名なモアナルア・ガーデンを過ぎて左前方にアロハスタジアムが見えると分岐があります。カネオヘ・カイルア方面(カイルアへは、Pali Hwy:パリ ハイウェーがおすすめ))
下の写真は、H1乗り口直前の場所です。左右に走っているのは、ベレタニア・ストリートで左方向への一歩通行路になります。
下の動画にも出てきますが、中央部のやや盛り上がった橋の下をH1(エイチ・ワン)ハイウェーが走っています。ここまでマッカリー・ストリートは、2車線ですが、この橋から1車線になります。余裕をもって左側の車線に移ってください。(動画も見てね。(#^^#)!)
この写真の下にヒルトンからH1に乗っていく動画があります。動画内には、信号機や標識が多く出てきます。適宜止めて矢印の信号機や標識など読み取ってください。
実際は、速いスピードで走っていますので助手席の方にも協力を得ないと読み取れないことがあります。 ハワイでレンタカーを借りる予定の方は、予行練習のつもりで見てみてください。
1つ目は、ワイキキからH1への乗り方です。(H2、H3はH1からの分岐になります)
2つ目は、夜にアラモアナショッピングセンターからヒルトンへ戻る動画です。
歩行者用信号機のない横断歩道は、止まらなければならない
日本では片側1車線の道でも歩行者用の信号機が付いているのを多く見かけます。
ハワイでは、歩行者用信号機が単独で横断歩道にあるのをあまり見た記憶がなく、車用信号機と一緒にあることが多いと思います。
信号機のない横断歩道に歩行者がいれば停止して横断者を優先させる必要があります。
片側1車線の道路だけでなく、片側2車線の大通りでも歩行者用信号機のない横断歩道がありますので歩行者にご注意ください。
歩行者用横断歩道で停止している車は、1台のみだと道の真ん中にポツンと止まっているように見えます。追突などしないように注意しましょうね。
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ハワイでは、赤信号でも右折できる。
運転ルールは、日本もハワイ(アメリカ)も同じルールです。標識もほとんど同じですが、ハワイ(アメリカ)に、いわゆるローカルルールがあります。
ご存じの方もお見えと思いますが、ハワイでは、赤信号でも右折できます。
交差点の右側か正面当たりの見やす位置に下記のような標識があります。
「No Turn On Red」は、「赤信号で右折してはいけない。」と言う意味になります。ハワイでは、左折は青信号のみです。
その下の「Except From Right lane After Stop」は、「右の車線なら一旦停止をすれば、右折可」と言う意味になります。ですから、右折ラインが2車線ある場合、一番右側のみが一旦停止後、右折できます。1つ内側(一番右側でない)の右折ラインにいる場合、信号が青になるまで待たなければなりません。
一番下の「Do Not Block CrossWalk」は「横断者の邪魔をするな」と言う意味、つまり、歩行者優先です。一旦停止しても歩行者がいれば、渡りきるまで待たなければいけません。
他の標識の読み方です。
信号機のある交差点の右折ラインで見かけます。
意味は、「右折車は、歩行者の為に一旦停止しなければならない」です。
「Turning」・・曲がる、ここでは、右折の意味
「traffic」・・交通、往来、通行
「Pedestrian(s)」・・歩行者
右折車用の信号機。逆を向いていれば、左折車用。
意味は、「緑(青)色の矢印のみ、右折可」
「Green Arrow」・・緑(青)色の矢印
この青色の矢印が、青でなくなる時は、その上の黄色、赤色の信号機が点灯します。この黄色、赤色は、普通の信号機のように丸い形状のものと今見ている矢印と同じ黄色、赤色の表示タイプがあります。
上記と同じ信号機ですが、下の但し書きが異なります。
意味は、「赤信号で右折してはいけません。但し、右端のレーンで一旦停止後、右折可能」
一旦停止後とは、歩行者と現在青になっている車線(通常、クロスしている横の車線)の安全が確認された。と言う意味になります。
歩行者だけでなく、それなりのスピードで走ってくる車にも注意しなければなりません。
注意は、この標識は、「一旦停止後、行かなければならない」でなく、「青になるまで止まっていてもよい」です。
無理に赤で行く必要はありません!
止まっていても今のところクラクションを鳴らされたことはありません。安全第一です。
上記の矢印は、向いている方向のみが青という意味です。左を向いていれば左のみが青です。上を向いていれば、直進のみが青です。それ以外は、さらに信号機があるので、それに従いましょう。
見た通りの意味です。
上は、Uターン禁止。Uターンって英語も日本語も同じですね。
下は、左折禁止です。この左折禁止は、カピオラニ・ブルーバードでよく見かけます。カピオラニ・ブルーバードは、アラモアナショッピングセンターの山側の広い道です。
左折禁止の標識は、見かけますが、お店に入るための左折はいいようです。ゆっちゃん冷麺に入る時、「左禁で曲がるのに苦労したよ」って話したら、お店に入る時は大丈夫って言っていました。
駐車場内の縁石にペイントがある場所では駐禁の切符を切られる場合がある
「赤」の縁石は、駐車禁止エリアです。
「黄色」は運転者が乗ったままでの短時間の乗降、積み降ろしが可能な場合
「青」は指定車両(ハンディキャップ等)のみ駐車可能
消火栓があるとき、前後15フィート(約4.5メートル)の駐停車を禁止です。
上記の縁石のペイントは、剥げていたり見にくいい場合があります。車がいっぱいで、その一角だけ空いている場合は、注意深く確認してくださいね。
日本では見ることがないと思いますが ショッピングセンターやその他施設等(公的、民間を問わなかったと記憶しています)の駐車場内でも上記の色のペイントがされているところは、駐禁の切符を切られる場合があります。
上記の駐車禁止の意味は、2014年7月14日(古い写真で申し訳ありません)の午前1次から午前10時まで駐車禁止です。続いて「Tow-Away Zone」と書いてあります。これは、「レッカーします」と言う意味です。
それ以外の日は、駐禁対象外なので上のように車が止まっていたりします。
また、スクールバスを走っていたら注意してください。映画やアメリカのドラマで見たことのある黄色いバスです。
スクールバスが停止してたら 絶対追い越してはいけません!また、対向車も停止する必要があります。これは、バスから降りた子供が、路上に飛び出してくる可能性があるため双方の車は、バスが停止しているうちは停止していなければなりません。 また、走行中のスクールバスを追い越してもいけないらしいです。
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